電気料金を抑えるために「節電」をしたくでも、快適性や利便性を損なってまで節電をするのは気が引けるという人は多いでしょう。
ライフスタイルを変更せずに無理なく電気の使用量を減らせる方法があります。
それは、部屋の照明を蛍光灯や白熱電球からLED照明に切り替えることです。
LEDは蛍光灯や白熱電球と比べて消費電力量が小さいため電気の使用量を減らせます。
部屋数の多い家ほど照明器具の数も多いため、全ての照明をLEDに変えることによる節電効果は大きいです。
LEDに切り替えれば、省エネによる電気料金の節約のほかCO2排出量の削減にも貢献できます。
さらに、LEDは蛍光灯や白熱電球よりも長寿命で長く使い続けられるため、付け替える手間やゴミを減らせるのもメリットです。

省エネのためにLEDへの切り替えた方が良いことは以前から知ってはとはいえ、面倒くさくて行動を起こさずにいた人もいるかもしません。
しかし、もうしばらくすると蛍光灯は嫌でも切り替えをしなければならなくなります。
蛍光灯は2027年末で製造終了する
水銀に関する水俣条約に基づき、2027年末までに一般照明用の蛍光灯の製造・輸出入が禁止されます。
蛍光灯に使用されている水銀による環境や健康へのリスクを低減するためです。

| 全ての製造・輸出入が禁止される時期 | |
| 電球型・コンパクト型の蛍光ランプ | 2026年末 |
| 直管型・環型(丸型)の蛍光ランプ | 2027年末 |
主要メーカーでは、パナソニックと東芝ライテックは2027年9月、ホタルクスは12月に全ての生産が終了すると発表しています。
メーカーで製造されなくなった2028年以降も在庫品があれば購入は可能ですが、いずれは入手できなくなるのです。
LEDシーリングライトとLED電球
現在使用している蛍光灯が切れたタイミングでLEDに付け替えれば問題ありませんが、省エネにつながるため、この機会にLEDランプへの切り替えを検討するのも良いかと思います。
LEDシーリングライト
天井に「引っ掛けシーリング」と呼ばれる配線器具が付いていれば、蛍光灯の照明器具を取り外してLEDシーリングライトに付け替えられます。

天井からコードで吊り下げてある蛍光灯と比べてLEDシーリングライトは薄いため室内の圧迫感を減らせます。
昔ながらの蛍光灯は紐のスイッチが付いていて、これを引っ張って電気を消したり点けたりしますが、LEDシーリングライトはリモコン付きの製品が多くあり、これなら離れた場所からもオン・オフの操作ができて便利です。
指定した時間に点灯・消灯させたり、一定の時間が経過した後に消灯させるタイマー機能が付いた製品もあります。
また、調光・調色機能が付いている製品ならリモコンのボタンを押して明るさや光の色を調節できます。
LEDランプの光の色は主に電球色・昼白色・昼光色の3種類があり、リラックスして過ごしたい時や集中したい時など目的に合わせて明るさや光の色に設定できるのです。
調色機能なしの製品は電球色・昼白色・昼光色の3タイプが用意されれているため、リビングや寝室、書斎など設置する部屋に適したものを選ぶのが良いでしょう。
LED電球

白熱電球からLED電球に交換する場合は口金のサイズが同じならそのまま付け替えられますが、一般家庭用の口金サイズはE17とE26があるので購入の際は間違えないようにしましょう。
天井に引っ掛けシーリングが付いているだけなら、電球の口金に変換するアダプターを取り付ければLED電球を取り付けられます。
LED電球は同じ製品でも消費電力が40W形・60W形・100W形相当のように複数用意されており、ワット数が大きいほど明るいですが消費電力は大きいです。
基本的には使用していた白熱電球と同じワット数を選んでおけば問題ないですが、これまでの明るさが適切であったかどうか再確認し、使用場所に適した明るさの製品を選ぶのが良いでしょう。

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