みんな電力プレミアム100プランの料金

みんな電力のプレミアム100プランの電気料金は次の料金の合計額です。

  1. 基本料金
  2. 従量料金単価 × 使用量
  3. 電源コスト調整費単価 × 使用量
  4. 再生可能エネルギー発電促進賦課金単価 × 使用量

以下で各料金を解説します。

料金イメージ画像

みんな電力 プレミアム100プランの基本料金

まず基本料金です。

エリア  東北 関東 中部 関西 中国 四国 九州
契約電力
容量
従量電灯B 従量電灯A(6kVA未満) 従量電灯B
10A 736.10 722.24 707.50 950.90 978.40 1007.00 732.24
15A 854.15 833.36 811.25 848.36
20A 972.20 944.48 915.00 964.48
30A 1208.30 1166.72 1122.50 1196.72
40A 1444.40 1388.96 1330.00 1428.96
50A 1680.50 1611.20 1537.50 1661.20
60A 1916.60 1833.44 1745.00 1893.44

各エリアの大手電力会社の従量電灯Bの基本料金や従量電灯Aの最低料金と比べると、東北、関東、中部、九州で契約電流のアンペア数が大きい場合は、みんな電力の方が少し安いケースもありますが、それ以外ではみんな電力の方が少し高いです。

特にアンペア数が少ない場合ほど料金差が大きくなるので、一人暮らしの人は注意しておきましょう。

みんな電力 プレミアム100プランの従量料金

みんな電力の料金の特長が従量料金の単価が定額という点です。

単価は次のようになっています。

 エリア 東北 関東 中部 関西 中国 四国 九州
従量料金単価(円/kWh) 30.10 28.34 27.46 27.08 28.38 28.03 26.72

大手電力会社の従量電灯プランのように使用量に応じて3段階で単価が上がるのではなく、いくら使っても同じ単価のため、電気の使用量が多いほど有利です。

逆に使用量が少ないと従量料金単価が定額のメリットがなく、大手電力会社の従量電灯プランと比べて電気料金は高くなります。

このため一人暮らしより家族で暮らしている世帯に向いているプランだといえます。

みんな電力 プレ三ラム100プランのみんなワリ

みんな電力のプレミアム100プランの電源構成のうちFIT電気の仕入れ価格は日本卸電力取引所(JEPX)の市場価格と連動するため、料金の一部に卸電力取引所の市場価格に連動する「電源コスト調整費(みんなワリ)」が含まれています。

基準値が市場価格が高いときは電源コスト調整費が加算され、安いときは減算されるようになっており、みんなでワリカンする形になるため「みんなワリ」と呼ばれています。

2025年6月の単価は-1.11円で、これに使用量をかけた分が電気料金から差し引かれます。

2月以降の単価はずっとマイナスで減算が続いてますが、逆に市場価格が高騰した場合は電源コスト調整費の単価も上がることは理解しておきましょう。

再生可能エネルギー発電促進賦課金

再エネ賦課金は、太陽光や風力などの再生可能エネルギーによる発電を促進するためにある料金です。

固定価格買取制度(FIT)に基づき、再生可能エネルギーで発電された電気を電力会社が買い取るときの費用の一部を全ての電気利用者が負担するようになっており、どの電力会社にもある料金です。

単価は年度ごとに経済産業大臣が決定し、2025年度の単価は1kWhあたり3.98円となっています。

みんな電力の料金は高い?

ここまで見てきて、今利用中の電力会社の料金と比べてどうでしたか?

従量料金の単価が定額なので、電気の使用量が多い家庭なら他の新電力と比べるとプレミアム100プランの方が安くなるケースもあります。

しかし、大手電力会社の従量電灯プランと比べると、現時点では大手電力会社の燃料調整費の単価のマイナス額がみんな電力の電源コスト調整費単価より大きいため、大手電力会社の従量電灯プランの方が安くなる傾向があります。

このため電気料金を安くしたい人にはお勧めしません。

みんな電力のプレミアム100プランは、実質ではなく実際に再生可能エネルギーで発電された電気を使えることや再生可能エネルギーの発電所を手軽に応援できることが特長です。

こうした点に価値を見出し、少し高い料金を支払っても構わない人にはお勧めできます。

契約時や解約時に費用はかからないため、気になるならまずは使ってみるのも良いのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

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